2007-08-11

ドキュメントが重要

最近職場でTurbogearsでつくった社内ツールを公開している。
いろいろな機能を次々追加しているので、けっこうな規模のツールになる予感がしてきた。

やはりこういうフレームワークを使うと仕事がとても早いので、うちの職場全体でもこういうPythonのフレームワークをつかっていったらどうだろうかという話も出てきた。

ただそうなるとTurbogearsの文書のラインナップでは仕事に使っていくにはちょっときついかなと思った。

まず職場の全員が英語に慣れているわけでもないので、公式文書の日本語訳がないのはつらい。

次に、Turbogearsのような「詳細は他の(KidなりSQLALchemyなりの)文書を見てね」という文書体系では、ドキュメント内の探索の仕方を、各部品ごとに変える必要がある。

こういうのは慣れなので日々Pythonに興味を持って情報を自ら集める人にとってはなんてことない。
文書が英語だろうと、ちょっとふぞろいだろうと、サンプルコードやいろんな人のblog記事を探索しながらなんとかなる。
ただ、職場では「本来はJAVAが一番好きだけど、仕事なのでしょうがなくPython使うよ」という人も当然のように存在する。
そういった人のための情報を用意できたときに初めてフレームワークが「実務に使える」という形で浸透していくんじゃないかなあと思った。

こういったことを考えるとdjangoの文書の日本語訳の存在はすばらしいことと思う。
自分の場合はこれから勉強していかないといけないけれど。

(休日に仕事のことを考えるのはほどほどにしなければ、、、)